YUTASEZUTA スクールレポート 1/23

 
 
1月23日 土曜日 くもり
太東海岸堤防脇 セットももこし
オンショア 北東風
 
本日は今年70歳を迎えた生徒さんでした。
サーフ歴3年 67歳からサーフィンを始めて
「雄太くんは ぼくの先生で目標です」
と言って昨年春からスクールに通っています。
 
とても光栄なことで感無量です。
 
とは言ってもスーパーパワフル。
 
大寒波の予報でしたが
ご本人の希望で
オンショアの太東で
スクールを行いました。
 
「人がいなくて自由に波に乗れるから」
とのこと。
 
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普段から太東に入ることがほとんどなので
「オンショアの太東でもうまく乗れるようになりたい」
「波との間合いや距離感を知りたい」
ということが本日のポイントでした。
 
いつもならパドル時の重心などをメインに
テイクオフのときにフォームや重心移動を
指導するのですが、今日はそうしませんでした。
 
というのも
サーフィンを始めたのが6歳からと67歳からでは
実際に感じているサーフィンの感覚はかなり異なります。
 
掘れた波やタルい波に
急に対応できるような瞬発力も少なければ
もともと海の上でのバランスを
身体で覚えているわけでもないので。
 
なのでどうしてもパドルのスピードがつきにくく
「波に乗り遅れるか、ぎりぎりすぎてパーリングする」
というワイプアウトが目立ちました。
 
こんなときはやはり
「波を見る目」
です。
 
・オンショアの時は波の大きさよりも形を選ぶこと
・重なる波の時は 極力手前の波に テイクオフする事
 
などの基本的なことに加え
太東特有のポジショニングやタイミング
も合わせて指導しました。
 
さらにパドルが遅いことで
ノーズ寄りに乗りがちだったのですが
逆にパーリングを誘発していたので
パドルポジションを少しテールよりに変更。
 
多少掘れていても
最後は対応できるようになっていました。
 
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今日みたいなスクールやコンディションは
とても考えさせられます。
 
自分の年齢に近いサーファーを指導するのとは
まったく異なるからです。
 
自分たちより運動量や瞬発力、持続力が少ない中で
どう波に合わせていくか―。
これは実はかなり難しいことです。
 
ただしこれから世界チャンプを目指すわけでもありません。
どんどんトリップにいくわけでもありません。
 
なので太東という場所、ひざももという
限られたシチュエーションで練習します。
そして内容も細かくしていきます。
 
純粋に毎日サーフィンすることと
その中で少しづつ上達する過程を
たのしめるのも サーフィンの素敵なところです。
 
ゆうた
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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