YUTASEZUTA スクールレポート 2/23



2月23日 御宿海岸 晴れ
オフショア ひざもも
 
通常のスクールデイズに戻っています。
今日は初めてお越しの生徒さま。
 
ひざももメロウな波質をホームブレイクにしているだけあり
今日の小波でもスムースなライディングが印象的でした。
 
ウォーキングやターン時の足の位置
バックサイドターンのからだをひらくポイントなど
細かい部分を調整しました。
 
今日はサブ的な要素ですが
ボードの推進力について(おもにパドリング)
少し書きたいと思います。
 
サブな内容ですが
とても重要なポイントでもあります。
 
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「どうしてそんなに2,3回パドルしただけで
テイクオフできるんですか」?
 
とよく言われます。
 
それには推進力をどう生むか?
そしてそれをどうキープするか?
 
これを理解して実践できているかいないかに
その違いがあります。
 
―サーフボードは ボトムが
水面に密着していればしているほど
推進力を生みます。
 
「いかにボードを水面に密着させ
なおかつ その状態をキープしながら
胸で前にボードを押し出すように
パドリングするか」
 
これが パドリングおよび
推進力をアップさせるコツです。
 
この感覚は自転車を乗るときによくたとえます。
 
「自転車に乗っていて 坂道を下りました。
そのままペダルをこがずにスピードを維持しようとします。
最後スピードが無くなって ふらふらしてきたとき
どうのようにコントロールするか?」
 
おそらく ふらふらしないように
自分の体重や重心を下に下に
かけるようにすると思います。
(この時ふんばるわけでもなく 力を使うわけでもなく)
 
そしてさらにスピードが無くなったら
ふらふらするハンドルを前に向かせるように
バランスをとりながら 前に前に
体全体を使って 自転車を押し出すような
動きでコントロールしようとすると思います。
 
言えばタイヤを地面に密着させて
前へ 押し出すような動きです。
 
この感覚とパドリングの感覚はかなり似ています。
 
胸を密着させ ボードを水面に押し込むように
下に重心をかけるのに合わせて パドルし
腕でかくタイミングに合わせて 胸を前に出します。
 
まず水面を手でキャッチして 胸で水面にボードを押し込んだ
そのタイミングで 水をかく のと同時に 胸や頭を前へ―
 
つまり実質腕は水をかくことよりも
重心を押し込んで、前に出すサポートするような感覚です。
 
ちょっとイメージしづらいですが
感覚をつかみかけている人は参考にしてみてください。
 
P.S - 自転車で凸凹道を走るとき
その石ころや段差に合わせて ハンドルや体重を持ち上げて
衝撃を少なくしたり、段差から落ちるときも
体重をスッと逃がして 衝撃を和らげるようにすると思います。
 
これはオンショアのパドリングに応用できます。
海面の細かい段差に合わせて
自分の胸でその上下をコントロールします。
 
自転車のペダル、サーフボードのパドル
ぜひイメージをすり合わせてみてください。
 
YUTA

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